ひとりごと


2024


5/27      散歩



 


人生は長い長い散歩道
なだらかな道もあれば 急な坂道も

時々石につまずいたり 転んだり
誰かに出会って喜んだり ざわついたり
途中で雨や嵐に逢うことも

石ころも誰かも雨も 自分で選んだもの
そう思えば それらは何かを教えてくれる

転んだ人を見たら手を貸してあげよう
ざわついた人がいたら そっと見守ってあげよう
雨が降ったら 傘をさしてあげよう

そうしたら誰かの散歩が少し楽になる
自分の散歩も楽しくなる
                   いづみ

 

 






5/21    歩こう!



 カッコいい自動車の向こうに、WALKERSだって?


車好き、自転車好きな人は多い。
確かに便利な道具ではある。
でもこれは、人を歩かせないための道具でもある。

人間は放っておくと楽な方へ転がっていく。
どこへ行くのも輪っかを転がしている人は、晩年まず歩けなくなる。
やがてそれは全身に伝わり、動けないに繋がる。
そして最後は車椅子という輪っかに頼ることになる。

一日8000歩以上が万病予防になり、健康寿命が延びるとか。(厚生省)
病気や怪我は別として、車椅子で転がるのはできるだけ避けたい。
好き嫌いに関わらず、最低限歩くことだけは続けよう!



 自転車は飾っておこう!?






5/16    サザエさん



 

長谷川町子記念館へ行ってみた。

サザエさん、エプロンおばさん、意地悪ばあさん等々…
町子さんは、たくさんのキャラクターを生み出した天才。
その相関図にいた登場人物の数といったら…こんなにいたの?と驚き!
昔見た漫画が次々飛び出して、絵が上手だったのね!と、今更感心。

子供の頃、漫画本で見ていた時は、カツオやワカメに視点があった?
今はサザエさんを通り越して、いじわる婆さん?…フフフ。

向かいの別館は美術館になっている。
町子さん好みの絵画(シャガール、ピカソなど)が並んでいる。
世田谷の閑静な住宅街にあって、前の道はサザエさん通りという。
ちょっと素敵な一角だった。



 昭和の居間を再現  懐かしい!


 


 「意地悪もほどほどにね!」 「あら、見てたのね〜!」





5/10    藤棚



 縦の藤棚? スイスにて photo by Yasu


急に暑くなったせいか、花が咲き急いでいるように見える。
今はフジの花が真盛り。
日本固有の花で、棚に仕立てるのは海外ではあまり見かけないらしい。

この素敵な写真は、スイス在住のYasuさんから。
美術館かしら?と思ったら、高級集合住宅だとか!

スイスには、牧場や農家以外に一戸建てがほとんどないそうな。
そういえば、ヨーロッパの街並みは、窓が並ぶ集合住宅が多い。
気候や地理的な事情もあって、日本との違いを感じるところでもある。

日本は戸建て主義が多いとはいえ、マンションも増えつつある。
個人住宅の庭に藤棚を見ることもなくなりそうだ…。



 白い藤棚  日本の公園にて





  5/5  こいのぼり


  
   池越えの鯉のぼりをどうやって飾るのかと思ったら…

     

      


シンドイッチマンの会話


「最近は、普通の家で屋根より高い鯉のぼりって見かけないね」
「この家に男の子がいますって、個人情報の漏洩になるからな」
「そりゃ考え過ぎだ…」
「縦に飾るとなると、ジェンダー平等の精神に反するからだろ」
「そこまでいうか?」
「炎上するとまずいしな」
「…」

「少子化だし、マンションばかりじゃ鯉のぼりは売れないだろうな」
「兜は売れてるらしいよ」
「大谷効果ね」
「女の子もほしがるんだって。刀もね、刀剣女子が」
「まじで?」
「端午の節句を子供の日にしておいて正解だったな」
「…」

       おのこより おなごが元気な 子供の日


 

 善福寺公園にて





  5/1  残る桜も散る桜



 


ようやく咲き出した桜が、あっという間に散ってしまった。

残念であろうとなかろうと、人生は短い。
老いてもまだ現役で頑張る人もいるけれど、それとていずれは…。
どちらさんも、今が一番若いと思って頑張るしかない。

     笑う鬼 横目に花見 あと何回?
     花の下 死なむと願えど まだ結構



 


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