ひとりごと


2022


11/28  捨てる




 捨てたのか?捨てられないのか? 笠間のある窯元にて


吉本ばななさんのエッセーに、古着が捨てられないというのが…。
何年も着続けたお気に入りのセーターが、地が薄くなって色褪せたとか。
でも、着心地の良さと思い出があって捨てられずにまだ着ていると。

この年になると、冥土へ逝った後に誰かに見られる心配も湧いてくる。
服に限らず、こんなものを後生大事に持っていたのかと呆れられるかも。

ばななさんのように、大好きで捨てられないものは別として、
身辺整理は早いとこやった方がよさそうだ。
でも迷うよね?捨てられる?捨てられない?



 





11/22  田舎暮らし




 府中の森の水車小屋


最近人気の田舎暮らし。
自然の中で、畑をやり自給自足の暮らしをする。
四季折々の変化を肌で感じ、野山の散策を日課とする。
確かにそんな暮らし方に憧れはする。

ところが、年を取ると足腰が弱り、買い物も病院通いも厄介なことに…。
やがて必要に迫られて、駅前マンションへ引っ越す人が多いのも現実。

コロナ禍で在宅ワークが増え、地方へ移住する若者が増えつつある。
そんな人々が年をとってもそこに住み続けるには…
世代交代が可能な状態で、お互いに助け合う精神が必要。
周りと関わりなく過ごしたい人には、田舎暮らしは向かないだろう。

なに?コンビニがないと生きていけないって?
メンドクサガリも、田舎には住めないようで…。





11/16  アオムシの秋




 擬態は完璧。どこにいるか分かるかな?


NHKスペシャル「超進化論」で、世界初のサナギの中身の“透視”を見た。
でも何だかよく分からなかった。なんでそうなるの??

つい最近のこと、我が家のトネリコの鉢にアオムシを発見!
ひたすら葉を食べ、やがて地面に降りて鉢の縁を一周。


 どうやら地面に潜りたい様子

根が張って硬くなっているせいか、なかなか潜れない。
割りばしで行く先をつついて柔らかくしてやる。


 するとまんまと?そこへ潜り始めた


全身潜ったところでとりあえず観察終了。
あとは春を待ってみよう。

サナギになって木にぶら下がるのはチョウ、
土に潜るのは、ガだって?!
ギャー!!





11/9  秋でもアキない人




 


コロナ禍に振り回されている上に戦争が長引き、制裁続きで景気も悪くなり、今や世界中がお疲れムード。

何ごとも長く続くと飽きてくる。
もうこの辺でいいことにしようという気分が湧いてくるものだ。
コロナも次々進化しつつも、少しずつ力が弱まってきた。
人間も対処の仕方を学んだし、ウイルスも共存が得策と思ったか?
どちらも歩み寄る?姿勢が感じられる。

2月に始まった戦争も、どちらももうとっくに疲れが見えている。
ところが歩み寄るどころか増々激化し、最終兵器も登場しかねない勢い。
人間はウイルスほど寛容ではないらしい。


 プーさんの 舐めた蜂蜜 苦かろう(内心後悔してるんじゃない?)

 暴れ猫 鈴つけたとて 鼠追う(世界の半分を敵に回してもやる気?)

 想定外 バケツリレーで 消えぬ火事(応援すればするほど泥沼化?)


   

 






11/4  peace!




 


昨日はあちこちで七五三の親子連れを見かけた。
平和であればこその楽しい光景だ。

我が家にも、孫という名の小さな命がやってきた。
今は泣いているばかりでも、やがて自分の足で歩き始める。
こちらの視線も少し先に延びた感もあって、これからの世の中がどうなっていくのか、今まで以上に気にかかる。

どんな時代も不安材料はあったに違いない。
何があろうと乗り越えて、逞しく生きてほしいと願うばかり…。
そして、できればずっと平和でありますように…。


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