ひとりごと


2022


10/28  今は、まだ秋? U




 


気温の変化が激し過ぎて、寒いのか暑いのか分からなくなりそうだ。

変化についていかれないのは老人だけではないらしい。
キンモクセイやムクゲやハギの花が、忘れた頃に二度咲きしている。
人間も二度咲きできるといいね。


  冬間近 あの青春を もう一度 (夢見るうちに冬到来…)

  もう一花 美容整形 ライザップ(頑張れる方はどうぞ!)

                            いづみ


 


10/24  今は、まだ秋? T




 ヘビではなく、トカゲの仲間で尻尾が長〜い!  photo by Michi


温暖化で秋が短くなったとはいえ、自然は休むことなく働いている。
これは、俳人、路さんの素敵なツーショット。
お庭の小菊の蕾に、寄り添うように小さなカナヘビの赤ちゃんが…

代々棲みついているというカナヘビ一家の新入り?
夏には小指ほどの大きさだったとか。
いつもはすぐに逃げ出すけど、この日はカメラを近づけてもじっとしていたそうな。
急な寒さにひなたぼっこしていたのかな?それとも…


    ベビーでも 小さな秋を 見逃さず     いづみ


 


10/19  リンゴ可愛いや…U




 

ニュートンが万有引力を発見したきっかけも、リンゴ。
なぜリンゴだったのか?
赤い丸いものが、突然目の前で落ちたのはかなり衝撃的。
葉が風に乗って落ちたとか、棚から物が落ちたのとは違う。

後付けの創作だろうって?
いやいや、その木はいまだにケンブリッジ大学の植物園にあるそうよ。
今年の2月、暴風雨で倒れてしまったけど、クローン再生するとか。
よかったね!ニュートンさん。

英語のappleという言葉は、元々果物の総称で、誰でも知っている。
そうそう、そんな名前で有名な会社もあるよね。
なに? シンボルマークはかじられているって?
S.J氏が可愛くしたくないからって、かじったんだそうよ。
かじられたら余計に可愛くなったと思うけどね…。





10/15  リンゴ可愛いや…T




 


詐欺の手口も巧妙になって、いまだに騙される人が後を絶たない。
見た目や耳障りがいいものに、人はついつい騙される。

白雪姫が親切な?おばあさんからもらって食べたのは、毒入りのリンゴ。
なぜリンゴだったのか?
女の子が可愛いと感じて油断する、色と形だったから。
バナナでもオレンジでもスイカでもないのだ。

一見親切に見えて、目的は別の所にありというのが山とある。
「儲かりまっせ」「ご利益ありまっせ」「効きめありまっせ」
そんな文句につられてつい手を出すと、騙されまっせ!





10/10  運動会の心得




 みんないつかはおいしくなるのだ



ついこの間まで、校庭での運動中に熱中症になった子供も多かった。
急に涼しくなって、その心配はなくなったけれど…
小学校の教員経験もある画家、安野光雅氏がこうおっしゃている。

「わたしも、いまなら子供の前でいうだろう。
このクラスには、早く生まれた者と、遅く生まれた者の間には一年もの違いがある。
また太った子もいるし足の悪い子もいるだろう、
小学校の間はこの違いは大きい。
だから一位になっても得意になるな、
ビリでべそをかくような子ははじめから走るな。
君たちを待っている世の中はなんでも競争するようにできているのだ。
いいか今一等になるために走るのではないよ、
いつか大人になって一等になっても得意にならず、
ビリになってもくじけない、プライドを持つ日のために走るのだ」

                      「絵のある自伝」より





10/6  式もいろいろ




 結婚式の前撮り?



日本の国葬は黒一色で地味だったけど、英国の国葬はけっこう華やか。
踊ったり歌ったりという国もあって、葬儀もいろいろ。
お国柄がしっかり出るものだ。

最近は、コロナの影響もあって庶民のお葬式は大分こじんまりしてきた。
結婚式も、派手にせず、家族や親しい友人だけでという傾向らしい。
ネット葬儀、オンライン結婚式などもある。
ちょっと味気ないんじゃない?と思うのは老人の反応?
現実的に考えると、この先極力無駄は省こうという状況になるのかも…。

バブル期の「派手婚」から、はじけ後の「地味婚」、今は式無しの「無し婚」というのもあって、 世の中の景気の変遷を見るようだ。

たまにはおめかしして、おめでたい式に参列したいなぁ…。
結婚式とか、何かの授賞式とか…?





10/1  最後のメッセージ




 第二次安倍政権の頃に描いた金木犀



台風も去って穏やかな日に、安倍元首相の国葬が厳かに行われた。

友人代表の菅氏の弔辞は、会場から拍手が起きるほどの感動を呼んだ。
安倍氏が最後に読んでいたであろう本のページには、山県有朋の歌が…

「かたりあひて 尽しし人は 先立ちぬ 今より後の 世をいかにせむ」
友人を失った悲しみと、国の行く末を案じる歌だった。
これが菅氏の目に留まり、友人の思いを代弁するとは思ってもいなかっただろう。

この歌は、国の未来を考えてほしいという、国民へのメッセージとも受け取れる。
国の未来は国民が作るもの。
何が正しくて何が間違っているのか、しっかり見極める目を持ちたい。
老眼が進んだ老人より、若い人たちに期待したい…。


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