ひとりごと


2021


2/28   背守り



 LIXIL出版 「背守り-子どもの魔よけ」より


着物には、背中の中央にに背縫いがある。
この背縫いには、背後からの魔を防ぐ霊力が宿るという言い伝えが…。
ところが、子供の着物は身幅が狭いため背縫いがない。
そこで昔の人は、背中に縫い目を付けたり刺繍やアップリケを施してお守りにしたんだそうな。
この本は、全国の背守りを掲載したとても可愛くて素敵な本だ。

実はあのスヌーピーをのせた犬と出会ったのは、この本を編集した方と公園を歩いていた時だった。
しかもこの本の話をした直後のこと。
その時には気づかなかったけど、もしかしてあのスヌーピーは…背守り?
いやいや、偶然にしては出来過ぎているか? でも…。



 






2/22   老い老いと 泣いてる暇に お散歩を



 スヌーピーのぬいぐるみを背中にのせた老ビーグル犬 (井の頭公園にて)



最近、老犬を散歩させている人をよく見かける。
時々リードを引っ張りながら、トボトボと歩く犬に寄り添うように。

写真のワンちゃんも、歩くというよりは寄り道の方が多い。
それでも飼い主は辛抱強く待ってあげる。
今に乳母車かな?といいながらも、まだゆっくりでも歩けることを楽しみながら。
ふと見上げると、マスクの柄もスヌーピーだった。

自粛生活で足腰が弱って、ネタキリ予備軍になる人も多いらしい。
外を歩く分にはコロナも近寄っては来ない。
散歩は手軽な運動で、気分転換にもなる。
犬がいなくてもお散歩しよう!



 散歩の途中で… フクジュソウ



 クロッカス






2/20   天使の誘惑



 予防接種はいかが?



空気中に少なからず舞っているかもしれないコロナウイルス。
何しろ1ミリの100万分の1の小ささ(軽さ)、どこかに付着する前にそこら辺に漂っているはず。
そして、人はマスクを通してでも知らず知らずのうちに吸い込んいる。
少量なら発症せずに退治されているはず。
少しずつ取り込んでいるうちに、僅かでも免疫ができるハズ?
もしそうなら、家に閉じこもっているのは逆効果じゃない?
コロナ君を天使と見込んで、自粛解除じゃ!
以上、個人の感想でした…。

人工的に免疫を作るワクチン接種、やるべきかやらざるべきか?
副反応も含めて、チャレンジだと思えばやれそう?
うーん、しばらく様子を見たいいづみでした…。



 






2/16   ウイルスは天使か悪魔か?



 電子顕微鏡で見ると…



NHK BSの「ヒューマニエンス」で、ウイルスの本当の姿を垣間見た。
今人類を悩ませ、どう考えても悪魔としか思えないウイルス。
最近の研究で、もしかしたら天使かもしれないと…。

ウイルスは人間の進化の過程で重要な役割を果たしているらしい。
恐竜時代に人類の祖先がウイルスに感染したお蔭で、遺伝子が組み代わり人類は哺乳類に進化したんだと。
脳の発達にも大きな影響を与えているそうな。
進化論の別の解釈にもなりそうな、面白い展開だった。

無数に存在するウイルスの中で、強力な毒性を持ったものほど進化に影響しそうな気もする。
今は嫌われ者のコロナウイルスも、もしかしたら将来進化の手助けをすることになるかも。
そう思ったら、ちょっと見直したコロナ君でした。





2/11   まじで?


 



コロナのお陰?で、世の中すっかりネット社会になったげな。
シンドイッチマンのおしゃべりも、ネット絡みに…


「あのさ、GAFAってなんのことだと思う?」
「Greate Amazing Fantastic Ambitious」
「はぁ、そうともいえるか…」
「Gametui  Akinaijozu  Futodokimono  Arakasegi でもいいか?」
「そっちの方が当たってるかも。コロナで大分儲かったらしいよ」
「うし年だけに、世界を牛耳っているかもね」
「まじで?」

「今は何でもネットの時代だね」
「今は教えて!Gっていえば、何でも教えてくれるよ」
「Gは何でも知っている。うちらの情報も全て握っている」
「まじで?」

「買い物はAから購入すれば、その日のうちに届くよ」
「いまに、注文送信したとたんに玄関でピンポ〜ン!とか?」
「注文以前にこれほしいでしょ!って、履歴から忖度して届けるとか」
「さっき何発注したの?」
「ピラニアの缶詰め。なにしろブラジルの大河だしね。あっ!キター!」
「まじで?」





2/8   麒麟がこない



 


NHK大河ドラマ「麒麟がくる」が光秀の最後の仕事で幕を閉じた。

本能寺の変は諸説あり、日本史最大の謎とまでいわれている。
歴史の検証が進んだか?作者の判官贔屓か?新しい展開で面白かった。
勝者の言い伝えによって解釈は変わるにせよ、歴史は変えられない。
強運の秀吉に美味しい所をさらわれてしまったのも、致し方ない。
どこぞでまた麒麟を探しているような終わり方には、救いがあった。

この解釈は、長谷川君の清々しさもあって、美しい光秀像を作り上げた。
いまだに慕われている美濃の国では、胸のつかえが取れたに違いない。

ところで、あれから五百年以上経っても、世は相変わらずの戦まみれ。
月を目指して駆け上る者の多さには驚くばかり。
歴史はそれを目指す戦の連続で、どうも好きにはなれない…。
麒麟はいったいどこに潜んでいるんだろう?





2/4   鬼退治



 観泉寺(杉並区今川)の鬼瓦


豆まきが済んで、また新しい春がやってきた。

鬼退治の話は昔からあって、病や災害など、人間にとって不都合なものを鬼に例えているのかも。
コロナウイルスは、果たして単純に鬼と片付けていいのかどうか?
元は人間の食文化から来ているという説もあるし、「鬼滅の刃」のように人間が鬼化したともいえそうだ。

かの国は、今はマスクとワクチン外交で挽回しようとしているらしい。
これらの陰にも、鬼が潜んでいるかもしれないって?
炭治郎くんの孫の出番もあるかもねぇ…。


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