ひとりごと


2020


7/30   どこを切っても…



 フランスの教会のステンドグラス



テレビ、新聞、ネット、どこを見てもコロナのニュース。
外へ出ればマスクの人ばかりで、さすがにもう飽きたよねぇ…。
もう世の中コロナ模様の金太郎飴のようだ。
こうなったら、こんな時代に遭遇したことを面白がるしかない。

  ポイントは 手作りマスクに アイメイク(今年のトレンド?)

  目力で アイコンタクト マスク美女  (みんな美人に見える?)

  ゼロ地帯 頑張り抜いた 岩手県    (とうとう…)

  もういいかい? 見えない敵に お伺い (東京はまだだめよ)

  そんな金 どこにあったの? 10万円  (刷ればいいそうよ)

  守れるの? ハグキス禁止の イタリアン(たぶん無理でしょ)




 






7/22   きもの展



 


世の中の気分と共に、梅雨空もどんよりと重い。
そんな中、今月からはあちこちの施設も開館し、人が動き始めた。
美術館などは予約制になり、大勢詰めかける心配はなさそうだ。

早速出かけたてみのは、国立博物館のきもの展。
事前予約で30分毎に入館。
マスク、検温、消毒はもちろん、中ではおしゃべりしない、できるだけ離れて鑑賞するのが決まり。

展示の着物は室町時代から現代まで、豪華絢爛の一言に尽きる名品揃い。
デザインはもちろん、刺繍や染めの技術の素晴らしさに圧倒された。

中でもお気に入りは、尾形光琳直筆の小袖「白綾地秋草模様」
渋い色合いで秋の草花をあしらったもので、華やかな着物の中で一際目を引いていた。

外は蒸し蒸しとした曇天ながら、気分は晴れ晴れした一日だった。




 






7/18   Go To ?



 コフキトンボの夫婦


都内に住むある老夫婦の会話…

「Go To トラベルって、どうなの?」
「観光地を拠点に、国全体の経済を活性化しようというモクロミだな」
「割引があるからって、感染のリスクを冒してまで乗ると思う?」
「みんな割引には弱いんじゃないのか?」
「確かに…Go To ワリビキ!」

「不活発病で、認知症や要介護になる老人が増えそうだって」
「コロナよりそっちの方が問題かもな」
「認知症&介護予防に、命がけで!Go To トラベル!?」

「感染者の少ない観光地も人は呼びたいけど感染が増えるのは困るって」
「そりゃそうね。でもリモートで旅行はできないし…」
「コロナといっしょに歓迎するしかないな」
「Go To トラベルウィズコロナ?」

「ありゃあ?どうやら東京は除外されるらしいぞ」
「え〜?!なんで〜?!もうやだ〜!バカ〜ッ!」
「やれやれ、うちはGo To トラブルだな…」




 コフキトンボの雌






7/14 りはせず ろうもせずに ームオーバー



 


ムクゲの花は一日花。
朝咲いて夕方にはぽとりと落ちる。
雨風に翻弄されながら、いつまでも未練がましく咲いてはいない。
たった一日思い切り咲いてパッと散る、桜以上に潔い。

小林一茶の句にこんなのがある。
「それがしも その日暮らしぞ 花木槿(ハナムクゲ)」
貧乏を楽しんでいた?一茶さんも素敵です。






7/8   鬼灯の 音色懐かし 遠き空



 


近くの花屋さんで珍しくホオズキを見つけた。
今の若い人はホウズキ笛を知らないようだ。
昔は中の実をもんで種を出して、口に含んで鳴らしたものだ。

先日、91歳の叔母が亡くなった。
ホオズキはお盆提灯の代わりになるんだとか。
叔母も、ホオズキを鳴らして遊んだことがあったに違いない…。

浅草のほうずき市は、今年はコロナの影響で中止だそうな…。



 





7/3   オッカナビックリ



 


今月からはあちこちの施設も開館するとかで、出かける人も増えそうだ。
上野の森美術館展も、搬入日が延び延びになっていたけれど、ようやく出品にこぎつけた。
昨日は暫くぶりの上京?で、ちょっと緊張…普段と違う体験も…。

電車ではつり革手すりにはつかまらない。
大荷物(10号の絵は重くてかさばる)も下へ置かない。
上野駅では、改札口の改装?で、出口を探して迷う。
美術館の入り口で検温される。
噂の検温機…前に立つだけで瞬時に数値が出る!
36.1度?ホッ!…それにしても平熱低いなぁ…。

ややっ!不忍池にも街にも、外国人がいない!
アメ横もガラガラ…やはり商店街は観光客で成り立っているらしい。
まだ普段通りではないにせよ、日本人だけならそれほど混まないのか?
このままがいいと思うのは、ワガママというものだろうか?

昨日の感染者はなんと!100人超えだった。
感染していないことを祈ろう…。


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