ひとりごと


2019


12/26   今年の流行語



そろそろネズミと交代でござんす(アフリカのイボイノシシ)photo by Minttea


映画「寅さんシリーズ」が始まってから今年で50年、サザエさんのテレビアニメもちょうど50年だそうな。
そこで、今年の流行語織り込み話は、寅さんとサザエさんで参ります。


寅「おや、サザエさん、まだハイヒールなんか履いてんの?」
サ「そろそろやめようかしら?年々KuTooになってきたわ」
寅「足が痛くちゃスマイリングシンデレラってわけにはいかないな」
サ「ひどい外反母趾よ…。寅さん、笑わないでね!」
寅「安心しな。おれはそうゆうことでは笑わない男よ」

サ「今頃サンタクロースはお疲れで寝込んでいるんじゃない?」
寅「サンタももういい年だ。ソリの免許返納ってないのかね?」
サ「大雪降っても、計画運休もなしのブラックな職業よね」
寅「それをいっちゃあおしまいさ。何より楽しい仕事じゃないか」
サ「そうね、子供には大人気」
寅「運転ミスでブラックホールに落ちなきゃいいけどな…」

サ「ねぇ寅さんもたまにはタピるの?」
寅「なんだそりゃ?」
サ「タピオカの入った飲み物、最近若い女の子に人気なのよ」
寅「そいつぁいいね、いっしょに付き合ってよ」
サ「私はにわかファンだけど、寅さんもきっとね」

寅「さて、おいらもぐずぐずしちゃぁいらんねぇ。商売商売…」
サ「あ、あの、結構毛だらけ猫灰だらけってやつ?」
寅「まあね、でも今回は闇営業だ」
サ「大丈夫なの?」
寅「ああ、軽減税率でな。庶民の味方よ」
サ「上級国民相手じゃなさそうね」
寅「最近はお客もキャッシュレスだのペイペイだのいってな、
  やりにくいったらありゃしねぇ」

寅「俺達昭和の生まれだけど、令和は平和でいい時代になってほしいね」
サ「そうね、来年はオリンピックもあることだし」
寅「日本人全体がワンチームになって、いい年にしような!」


西や東の皆々さま、本年も格別の御ひいきに預かりまして、誠に有難う御座いました。
来春も見苦しき面体お見知りおかれまして、向後万端引き立って宜しくお頼み申します。




 ネズミ織り込み川柳 募集チュー!






12/24   鼓童



 最初に音を出したのは、腹鼓だという説もあり


人類が最初に音を立てたのは、たぶん何かを叩いたのが始まりだろう。
楽器としての太鼓が誕生したのは縄文時代、と歴史は古い。

その最も原始的な楽器ともいえる、太鼓だけで演奏を続ける人々がいる。
先日聞きに行った「鼓童」は、佐渡島を拠点に活躍中の太鼓集団。
今や海外公演もこなし、歌舞伎界との交流もあるらしい。

大小の太鼓を織り交ぜての演奏は迫力満点。
その響きは、耳は当然ながら、全身に押し寄せてくる。
音が空気を震わせているのがよく分かる。
床から足へ、座っている椅子から肘へと、身体で感じる。

日本人ならではのリズム感と技術、その上に体力と忍耐力も必要だろう。
一糸乱れぬ真剣勝負に、会場も熱気に包まれる。
良い年が来そうな予感のする、元気の出る演奏だった。

さわりを聴きたい方は、鼓童ワン・アース・ツアー「道」で検索を!





12/15   飲んで飲まれて…



 あんた飲み過ぎよ!



 酔っちゃいませんよ!



 酔っちゃい…


忘年会の時期、飲み過ぎていませんか〜?

村上ゆたか氏の来年のカレンダーに、ウイスキーグラスの前で酔いつぶれている?ネコがいる。
その下にこんな文句が…

  酒が人間をダメにするんじゃない
  人間はもともとダメだ
  ということを教えてくれるものだ

立川談志の言葉だ。
酔うとアホな本性が現れるってことね。

  上戸下戸 同じアホなら 酔わニャー損々!  …いづみ





12/9   猫も杓子も



 


水彩画家、村上ゆたか氏が好きで、個展を見に行くのが楽しみだ。
ネコがお好きなようで、最近はネコをテーマにしたシリーズが可愛い。
滲みを駆使して描かれたネコは、ユーモアと温かみに溢れている。

写真家の岩合さんも、世界中のネコを相手に「いい子だねぇ」を連発。
先日ライオンを撮りに行ったようだけど、やっぱりネコがお似合い。

奇しくも今日は夏目漱石の亡くなった日でもあるらしい。
処女作「吾輩は猫である」のヒットもあって、漱石は飼っていたネコに救われたといってもいいかも。

私が近々出そうとしている本もネコが主人公。
来年はネズミ年、ネコもいっしょに描いてみようかな…。




 


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