ひとりごと


2018


5/31   夫婦  




 


先週末は、娘の結婚式だった。
新夫婦誕生で、改めて夫婦とは何だろうと考えてみた。

人は伴侶を決める時に、遺伝子的にできるだけ自分と遠い人を本能で嗅ぎ分けるんだそうな。
確かに、ええっ?なんで?と思うようなカップルもいる。
似たもの同士というのもあるけど、よく見ると違いのない夫婦はいない。

調査によると、夫婦喧嘩をしない夫婦は、全体の10パーセントだとか。 いっしょに暮らしてみて初めて、今まで気付かなかったお互いの性格や生活ぶりが見えてくる。
全く違う家庭で育った者同士がいっしょになるのだから、意見の違いや葛藤があって当然で、 それをひとつずつ乗り越えていくのが結婚の意義でもあると思う。
お互いを理解し受け入れることで、周りの人々への理解も深まるだろう。


ノーベル文学賞のカズオイシグロ氏がいいことをいっている。

  「愛とは出逢ったときにはありません。
  その炎を燃やし続けることを
  一緒に試みた年月のことです」

 「あなたはこの世で起こることを受け入れる必要がある。
  他人の意見や感情のプロセスを経て人は育ちます」

遠くからふたりを見守りつつ、良き夫婦が育つことを祈るばかり…。





5/23   パソコンは彼か彼女か?




 どっちが彼か彼女か?


サムくんと格闘していたら、随分前にネットで見たパソコンに関する面白い話を思い出した。


  ◎ パソコンは『彼』という代名詞を使うべきだと思う理由

・こちらから働きかけないと、何もしない
・問題解決に役立つが、パソコンそのものが問題のことが多い
・データはたくさん保存しているが、ムダなものの方が多い
・急いで買うと後悔する。少し待った方がいいパソコンにめぐりあえる

  ◎ パソコンは『彼女』という代名詞を使うべきだと思う理由

・その論理は、一般人には理解しにくい
・言葉は互換性がない
・こちらのほんのささいなミスでも、長い間保存される
・いったいこの先どこまでお金がかかるのか不安



確かに、パソコンの寿命はせいぜい5、6年で、家電並みにはもたない。
三代目サムくんは、お金のかかる彼氏ってことで…。





5/15   進化と退化




 


「動きが遅いし、反応が鈍いから、そろそろアブナイかもね…」
誰のことかと思ったら、私のパソコン(SAMURAIU)のことだった。
いつ壊れてもおかしくないとのことで、とうとう買い替えた。

ついでにウィンドウズも7から10に。
立ち上げると毎日のように背景が変わる。
世界の名所が次々現れ、つい見とれてしまう。
サムVくんは、画面も綺麗だし、縁がない分ちょっとスリムになった。

パソコンはイケメンになっても、使う人は綺麗にもスリムにもならない。
動きが遅いし反応も鈍いまま、なんとか馴染もうと格闘中。
世の中の進化についていけるかどうかが、これからの課題かもしれない。






5/12   はひふへほっと




 瀬戸内15島巡りの生口島にて  photo by Minttea


はぁ?こんな難問に挑戦? ひー!やめときゃよかった… ふー、疲れたー! へとへと… ほっとした!
今月はこんな感じで過ごし、ようやく一段落。

毎年応募の上野の森美術館の「日本の自然を描く展」に昨日搬入した。
そこで毎年思うことは、普段の努力が全く足りないのと、締め切りがないとやれないということ。
そして、絵を描くことは自分を知ることでもあるということ。
怠け者、めんどくさがり、適当、いい加減…あ、これみんな同じ?
やれやれ、無駄な悪あがきだとしても、自分を見つめたということで良しとしよう…。

家に籠っているうちに、外は早々と初夏の陽気。
花が瞬く間に盛りを過ぎてしまった…。


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