2016 5/28 さよなら! はな子さん そのニュースを聞いた時、驚きと後悔の念に襲われた。 井の頭自然文化園のゾウのはな子さんが天国へ逝ってしまった。 昨年の3月に、動物園の奥のツバキ園に行った時のこと。 園内放送で、「はな子さんは体調管理のために3時には寝室へ入ります」というお知らせが…。 高齢のはな子さんを気遣っての措置に、一抹の不安が…。 あの時は近々会いに行こうと思ったのに、今日までとうとう行けず仕舞いだった…グスッ。 街中の小さな動物園でゾウが見られるのも珍しいせいか、園内でもはな子さんの人気は一番だったといってもいいだろう。 ゾウ舎の前へ行くと、子供たちの「はな子さ〜ん!」と呼ぶ声が必ず聞こえる。 5年前、64歳の誕生日祝いがあるというので見に行った。 大きなニンジンケーキを美味しそうに食べる様子に、子供たちの呼び声が響く。 子供の笑顔と歓声に、大人も連れ込まれて楽しいひとときだった。 悲しい別れに、涙を浮かべる大人も多い。 特に団塊世代には、同年輩のゾウは共に生きてきた感があるのかもしれない。 コンクリートに囲まれてたった一頭で過ごした日々は、幸せだったのかどうか? でも、大草原で仲間たちと過ごす一生とは違って、人間を癒し喜ばせる一生も価値あるものに違いない。 長い間、お疲れさま! ありがとう! 5/24 消えるか残るか U プロ棋士対コンピュータの戦いは、最近どうも人間の方が分が悪いようだ。 人工知能が加速度付きで進化している。 学習能力を備えるようになり、人間の能力を超えつつあるらしい。 いや、もう超えているものも…。 工場ではロボットが働き、介護ロボ、おしゃべりロボ、あらら、小説書くのもいる。 絵も結構ゲイジュツテキになっているそうな。 機械にとって代わられ、将来消えてなくなる職業が山のようにあるらしい。 ロボットに雇われるようになると、就活も変わってくるだろうね。 そんな進化を見られないのは残念なような、ほっとするような…。 終活ロボが現れないうちに、消えた方が良さそうね。 八ヶ岳牧場のタンポポ畑 5/18 消えるか残るか T 最近、近くの本屋さんが次々と姿を消している。 そうそう、新宿の大手の本屋も閉店だって? 読書人口が減った上に、ネットの本屋が普及したのも大きな原因だろう。 古本が安く買えるのも影響ありそう。 私自身、欲しい本はほとんどネットで買うし、岳士は古本がお好き。 街の本屋さんが生き延びる道は、何か特徴が必要らしい。 店主の好みで集めた本だけを置けば、感性が合うお客が面白がって足を運ぶ。 初めて入った本屋さんで、ついつい長居をしたことがある。 本の数は少ないけれど、どこか特徴ある品選び。 思わず、考えてもいなかった本を衝動買い! しかも奥には居心地の良さそうなカフェが…。 紅茶を飲みながら、ゆっくりと本をめくる幸せなひとときを味わった。 何でもありの豊かな世の中、今はセンスの良さが決め手になるかもしれない。 5/15 現代の目覚め 黄金 (コガネ) という品種のバラ (神代植物園にて) 籠っている間に、春の花たちは次々と姿を消した。 バラが咲き出し、もうアジサイが色付きそうな気配。 温暖化で年々花の時期が早まっているようだ。 世の中では、いろいろなことが次々と発覚している。 誰もが欲に任せて、できる限りの努力?をしているらしい。 ヘイブンってヘブン(天国)のことかと思った。 地獄落ちの人が大勢出たけどね。 おやおや、あの人も結構セコイことしてたのね。 やっぱり地獄落ちかな? 大企業も不正は命取りよね。 でも氷山の一角? 「トウキョウ!」 といわれて大はしゃぎしたオリンピックも、裏では何やら動いていたようだし…。 世の中は○○で動いているんだ…やっぱり。 欲望の殿堂に見える? 5/12 古代の目覚め ツタンカーメンのエンドウ豆 白い花はモッコウバラ 時々覗きにきてくださった方には、気をもませて申し訳ありませんでした。 ようやく下手な絵を描き上げ、昨日、えっさと担いで上野の森へ。 搬入日も二日目のせいか、意外に空いている。 ライバルは少ないとみるか、それとも自信のある人はとっくに出したとみるか? 岳士くんは自信があるらしい。 絵具と紙と水と時間の無駄使いかもと思いつつも、乗りかかった船と頑張ってはみたけれど…。 理想の絵にはほど遠く、技術の無さを思い知る。 何を描いたかって? 昨年7月に見に行った、3000年前の種から目覚めた古代蓮。 ハスって花も葉もおもちゃみたいに単純だから、余計に難しい…のよ。 写真は、3000年以上前のツタンカーメンのお墓から発見されたエンドウ豆。 今年は豆ごはんにするほどは採れなかったけど…。 豆の花はスイートピーのようで可愛い |