ひとりごと


2016


3/31     世間は狭い U



 開港資料館のカフェの入口


絵を描く人は、描いている人が気になるもので、必ず?覗いていく。
私も見つけると大抵覗くし、気に入れば話しかけもする。

いつか白抜きの方法をネットで調べていたら、水彩用のテンプレートなる道具を発案している人をみつけて、いい方法があるんだと思って感心した。
その日、井の頭公園を散歩していたら、池の橋の真ん中で絵を描く人が…。
ちょっと覗くと既に話しかけている人がいて、その人がさっきの発案者の名前を呟いた。
まさかと思って聞いてみると、なんと絵を描いていたのがその方だった。
偶然の出会いにお互いに驚いたのだった。

話はしてみるもので、絵繋がりで思いがけない出会いは時々ある。
共通点があれば気軽に話しかけられるのは、おばさんになった勢もある。


ところで、ここで今月出版した「砂漠のジャマール」の宣伝です。
既に買ってくださった方には申し訳ないのですが、明日から5日間、無料のキャンペーンをいたします。
ついでに、「富士の涙」も、無料です。
パソコンでも見られますので、ただのうちに是非挑戦してみてください。(笑)





3/28     世間は狭い



 港沿いの古いレストラン?


お墓参りの帰りに、久しぶりに横浜港でスケッチをした。

私の絵を覗いていかれた方が、ふと気づくと遠くでスケッチをしておられる。
やっぱり私も覗きに行く。
むむっ!この線は只者ではないぞ!と思いつつ、お話するうちに…
義母繋がりの知り合いの画家さんであることが判明。
お互いに驚いたり喜んだり…。
ちょうどスケッチ教室の最中で、生徒さん達の絵まで見せていただいた。
お墓参りのお陰で、義母の引き合わせかもしれないと思った出来事だった。

その方の影響(ペン画を描かれる)で?私もペン画に挑戦。
でも一筆書きのようなタッチは、とても真似できるものではなかったけれど…。





3/20     地味〜な花 U


 

「全然目立たないし雑草みたいで、好きじゃないわ」
クリスマスローズがまだ出始めたばかりの頃、こんなことをいった人がいた。
それから数年して巷で知られるようになり品種も増えて、今では高値で売られる人気者になった。

渋い色合いでうつむいて咲く花に、なぜかローズという名が付いている。
でもその奥ゆかしさと愛らしさは、バラには絶対にない個性でもある。
私はこの地味〜な花が、大好きだけどなぁ…。





3/18     地味〜な花



 あまりにも目立たないので、少し花を強調


春になれば、ウメ、ツバキ、ミモザなど、我ここにありと自己主張する花は多い。
反面、誰にも気付かれずにひっそりと咲く花もある。

日陰を好み、花も葉と同じような色で葉の陰に隠れて咲くのは、春蘭。
小さいしランとは思えない地味さ加減だけれど、形は確かにランだ。
我が家でも、木陰に置かれた鉢植えで秘かに咲き出した。
誰の目にも触れないのはもったいないと、咲いている間は部屋へ入れる。
それでも、気付かずに観葉植物かと思う人も…。

こんな人、どこかにいそう。
周りと同化してひっそりと…。
それはそれでなかなかの個性といえるかも。



 しばらくしたら茎がのびて花も大きくなったけど、やっぱり地味…





3/14     童話本出版



 


アマゾンから、電子書籍 「砂漠のジャマール」 を出版しました。

以前童話コーナーに載せたもので、挿絵を入れてリニューアルしました。
ひとりぼっちで砂漠を旅したラクダのお話です。

リンク先の 「利用可能な端末」 または 「kindle無料アプリ」 から、PC、スマホなどでも読むことができます。






3/11     マスクとスマホ



 


今年の花粉症は去年より大分ましな気がする。
それでもお天気のいい日にマスクなしで出かけたら、くしゃみを連発。
やっぱりマスクは欠かせない。
お陰で?風邪はひかない。

絵は、ある夜の湘南電車に乗っていた女性。
周りに人が少なかったしスマホに夢中の様子なので、こっそりスケッチ。
マスクにスマホって、一字違い!で現代人の必須アイテムだね。





3/9     春よ、来い



 第28回上野の森美術館展の入選作 「春よ、」


昨年の今頃、こんな絵を描いていた。
松任谷由実の 「春よ、来い」 を聞きながら。

この曲はイントロだけでも春が来そうな感じで、いいBGMになった。
幾度も通り過ぎていった春を思い出すような懐かしいメロディーが、満開の椿とこけしと鳩笛に重なって…。

ユーミンの曲は素敵だけれど、歌は上手いんだか下手なんだか分らない。
どこか音が外れそうで、微妙な所を行ったり来たり。
声も特別いいわけでもないしねぇ…。
なんていうとファンに叱られそうだけど、その歌には不思議な魅力があって、感動を呼ぶ力がある。

下手でも魅力的な絵が描けたらいいなぁと思うこの頃、ユーミンの歌声が妙に気になるのだ。





3/4     一日違い



 近くの花屋さんに飾られていた兎雛


ひな祭りが終わったとたん、花屋ではモモが、魚屋ではハマグリが、ぐんと値下がりした。
いわゆる売れ残り?
いい時期に真っ当な?値段で売ったらどうなの?
と思いつつ、昨日は手が出なかったハマグリをゲット。
一日の違いは大きい。

「お雛さま、早くしまってよ」 という声と、「せっかくだから今月いっぱい眺めていよう」 という声が…。
さて、どっちにしようかね…?


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