ひとりごと


2019


6/18   ばばのあん 小豆の声に 耳寄せて



 


以前見た映画「あん」をもう一度テレビで見た。

どら焼き屋の店主とあんこ作りの名人のおばあちゃんの話。
それぞれに重い過去を背負いながらも、健気に生きている。
らい病患者で長く隔離病棟で暮らしたおばあちゃん(樹木希林)は、意外に明るくおおらか。
その仕草も言葉も、深く胸に沁みる。

最後の言葉が印象的…
「人はこの世を見たり聞いたりするために生まれてきた。何かになれなくても、そこに生きる意味がある…」

花や月を眺め、風の音や鳥の声を聞き、人の話を聴く。
自然や人(自分自身も)をありのままに受け入れ愛すること。
それが人生で最も大切なことだという、素敵に爽やかな言葉だった。

重い話を含みながらも、なぜか明るい気持ちになれるいい映画だ。
おばあちゃんのあんこ入りどら焼き、食べてみたいなぁ…。




 






6/12   人生の終盤戦



 クリムト作「女の三代」は、美しくも残酷な現実を突きつける


来し方はあっという間でも、行く末はずっと先のような気がするもの。
人生の終わりが近づいて、去り行く人を見送りつつも、自分の番は先送りしたいものだ。

友人が自宅を処分してシルバーマンションへ引っ越した。
見学がてら遊びに行った。
老人ホームとはいえ、レストラン、プール、クリニック付きのホテルのような所。
身の回りの物はあらかた処分したそうで、居室はさながらモデルルーム。
財力はもちろん、断捨離力も半端ない。
何より、そんな暮らしを早々と?実行できる人は少ないだろう。

そんな財力はなくとも、生活をシンプルにしておくのは早い方がいい。
本気の終活、やらなくちゃねぇ…。

若い頃は他人事だった老婆の時代、目の前にやってくるとは信じ難い…。





6/3   私の昆虫記 U



 マルハナバチ


生き物の実験とは残酷なものでもある。
ファーブルも、昆虫の実態を調べるために多くの犠牲を出したはず…。

まずは捕まえて標本を作る(虫ピンってまさにそのためのもの?)
生きたまま一生を観察。(産卵から育児、捕食の方法から死ぬまで)
時には過酷な環境を作り、どう適応するかも観察。
好きだからできる?いや、それ以上に探求心が凄い。

私も変な実験をしたことがある。(前にも書いたかも)
ミノムシを捕まえて、みのをはずし、裸にする。
箱に入れ、そこへ千代紙を小さくちぎって入れる。
するとミノムシは紙を集めて自分の周りにみのを作る。
やがてカラフルなミノムシの出来上がり!
ミノちゃん、ご苦労さん!

え?ミノムシって、蛾の幼虫かサナギだって?
ぎゃ〜!



 アブ



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