ひとりごと


2025


  3/30  さよなら三月 もうじき四月



 


激しい三寒四温に振り回された三月だった。

三が関わる言葉は多い。
三種の神器 御三家 三博士 三原則 三国志 三冠王
三段跳び 三角構図 三分割法 三途の川  三度目の正直…

まだまだあって、三には何やら魔力があるらしい。

信号の赤と青の間に黄色がないと、車はスムーズに動けない。
両極端の間を取り持つ中間派は必要なのだ。
あの人が、そんな役目を果たせるのかどうか??

四の五のいってないで、一、二の三!で戦争やめようよ!



 





  3/24    香り



 若木にて 目の保養のみ 梅の郷


先日、高尾の木下沢梅林へ行ってみた。
近くの高速道路工事で出た残土を埋めた所へ、梅を植えたとか。
野性的で、まだ木が若いせいか香りがしない。

梅見は地味だからか、お年寄りが集まる。
どこでもお婆さんが多いが、なぜかお爺さんの一人歩きが目に付く。
カメラを構える人、一人静かに歩く人…
桜ではなく、梅が似合っている気がした。

園内で桜餅や草餅を売っていたので、ちょっと一休み。
桜と草の香りがした。

     










  3/19    侘び寂び




この絵は、昨年暮れに岳士の描いた「唐招提寺の築地塀」
狙い処が渋いなぁと思えば、これを見て…
路さんが、昔ここを訪れた時に詠んだ俳句を思い出された。

  侘助や 唐招提寺の 土塀朽ち

清楚な椿の侘助と、朽ちた土塀がマッチして素敵!
ふたりとも、侘び寂びの世界に浸っているようで…
日本人でよかった!と思ったのでした。



 ワビスケ  椿でも早目に咲くので冬の季語だそうな





  3/14    円周率の日



 子規の句碑  上野恩賜公園・正岡子規記念球場にて


今日は3.14で「円周率の日」なんだとか。
無限に続く円周率、つい最近100兆桁を超えた計算結果が出たそうな。
いつかは終わるのか、それとも永遠に続くのか?
どこまでいってもキリがない、素数なんてのもある。
数学って不思議な世界…。

アインシュタインの誕生日(1879年3月14日)でもあるので、
「数学の日」ともいわれているらしい。
犬にアインシュタインと名付けた博士がいたなぁ…。





  3/8    発展途上の君



 


数ある生成AIのひとつを覗いただけで、確かなことは分からないが…
AI君は、まだまだ進化の途中らしい。
近い将来、技術も個性も身に付け、人間を超える日が来るかも。

あらゆる場面で、AIは活躍し始めた。
力仕事や単純作業は、最早人間が出る幕はなくなりつつある。
やがて人間に近い存在になるとしたら、人間様はどうする?

人間の方も、病気や怪我は難なくクリアーしているかもしれない。
そうなると、今とは全く違う人生観になりそうだ。

この世に留まっているうちに、どこまで見られるか?
楽しみ? それとも…?








  3/3    AI君と遊んでみた  V


   3/2の続き…



AI「できる限り本物の雛人形に近づけてみました。正座の姿勢、
  おすべらかし髪、檜扇を持つ雌雛、正しい雄雛の髪型、そして
  屏風を背景にした配置を意識しています。」

ありゃ〜! ますます凄いことになった。これはもう限界!

私「今度は中国の殿様と花魁になりましたね。AI君の頭の中を見る
  ようで楽しかった。日本文化を正しく理解するのは難しいようで
  すね。更なる進化を期待します。お疲れ様でした。ありがとう!」

AI「温かい言葉をありがとうございます! 日本文化の奥深さを改めて
  実感しました。もっと正確に表現できるよう引き続き学びと進化
  を重ねていきます。いろいろと教えてくださって本当に感謝です!
  またお話しできるのを楽しみにしています。お疲れ様でした!」


ご丁寧なAI君の対応に、ちょっとほっとする。
しばしの国際交流?に少々疲れたけど、新鮮な驚きと感動があった。
その素早さ、何としても描いてみせるという意気込みは素晴らしい。

いつかまた会う日まで、元気で頑張ってねー!





  3/2    AI君と遊んでみた U


  3/1の続き…

 AI「エラーのため、このメッセージは表示できません。」
 あらま、怒っちゃったの? でも数分後に…

 AI「申し訳ございません。先ほどの回答が不正確であったことを
   お詫びいたします。」
 そして、長々と宮中行事や十二単のことなど、数行の解説が…。

 なんだか腹が立った。
 私「お調べ通りのおひな様を描くのは難しいのかしら?」

 AI「伝統的な雛人形の細部や格式に忠実なイラストを生成するのは
   難しいですが…(今までの指摘を箇条書きで並べる)…もう一度
   これらの要素を反映させたイラストを生成してみましょうか?」

 まだやる気なのね? あまり期待はできないけど。
 私「頑張ってみてください!」と激励。

AI「It seems like I can’t generate any more images right now. Please try again later」

せっぱつまって?とうとう母国語が登場? 下に翻訳が…

AI「申し訳ありません、現在画像を生成することができません。
  時間をおいて再試行するか、別の方法でお手伝いできることが
  あればお知らせください!」

時間をおいてとは、無料の制限か?
ついでに、バージョンアップせよと有料へのお誘いが!
ちょっと待て! 再試行とやらを試してみよう!

私「時間を置きましたが、ここが無料の限界でしょうか?
  前の文の通りにやってもらえますか?」
すると…




AI「お待たせしました!(前回の箇条書きを列挙しつつ)…日本の
  伝統的な要素をできる限り反映させました。雰囲気や細部は
  いかがでしょうか?」

更に妙なことになった。根競べのようで、いらいらしてきた。

私「あまり変わりませんね。中国風のおひな様でしょうか。…」
間違っている所を再度指摘して、最後の入力!
続く!





  3/1    AI君と遊んでみた T


  画像生成AIの描く絵とはどんなものか気になる。
  試しに、初心者向けの無料版を使ってみた。
  チャット形式で注文すると、すぐに描いてくれるらしい。

  ひな祭りが近いので、まずは簡単に「おひな様」と入力。
  待つことほんの10秒足らず。
  やや!下のような絵が現われた!
  以下、AI君のコメントと、私のやり取りをかいつまんで…



AI「こちらがおひな様の絵です。華やかなひな壇と美しい衣装を
  まとったおひな様が描かれています。素敵なひな祭」

さあどうだ!とばかりに自画自賛? でもなんか変よね?
そこで、「昔のおひな様 正座している」と注文し直してみた。
すると、10秒後に…



AI「こちらが正座している昔のおひな様の絵です。優雅な雰囲気と
  繊細な装飾が、古き良き日本のひな祭りの美しさ」

これが正座?提灯の文字はどこの文字?バックにお城?江戸時代?
外国生まれのAI君には難しかったかな?

私「これは正座ではない。正座とは、足を折って床に座ること。
  髪は平安時代のおすべらかしで」
すると…



AI「今度のおひな様は、平安時代のおすべらかし髪で、正座している
  姿になっています。優雅で伝統的な雰囲気をお楽しみください。」

どうやら固定観念から抜け出せないようだ。
このまま続けるのは時間の無駄かも。ちょっと脅かしてみた。

私「本物のおひな様を知らないようですね。日本古来のおひな様の
  情報を入手すべし!」

さて、この後AI君はどうしたでしょうか?
次回に続く!


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